やよいの青色申告で償却の終わった資産が表示されてるのだが
10万円以上のモニターを購入し、措法28の2により即時償却した。青色申告決算書3ページの「減価償却費の計算」の表にこの資産が表示され、その年は当然そのまま提出した。
次の年に、そのまま申告書を作成した。すると、青色申告決算書3ページの「減価償却費の計算」の表に前の年に償却の終わった資産が表示される。本年分の償却費、経費算入額はゼロでもだ。これはこのまま提出するものなのだろうか?
その答えは「そのまま提出する」らしい。[減価償却費の計算]の表示内容は、その年度において償却する経費算入額だけでない。償却済みの資産についても、事業で使用している限り資産として管理していることを報告するためのものである。
仮に、青色申告決算書の[減価償却費の計算]において記載されている内容のうち既に処分や廃棄したことにより、事業で使用していない資産があれば次の手順に沿った操作が必要になる。
●手順/[減価償却費の計算]に表示させない方法
- クイックナビゲータ[決算・申告]ー[固定資産管理]を、クリック。
- 左上[新規作成]をクリックし、[固定資産の編集]画面を表示。
- [減少年月日]と[減少事由]を、それぞれ入力(選択)。
※具体的には、売却や、除却などを選択。 - [OK]ボタンを押す。
上記の操作をすることで、[固定資産一覧]で表示されている資産であっても税務署へ提出する青色申告決算書の3ページ、[減価償却費の計算]においては処分済みの資産が表示されない。