無趣味な人

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高齢出産と自閉症 どのぐらいリスクが上がるのか計算してみた

高齢出産のリスクとして知られているのは、ダウン症の可能性が高くなることである。 しかし、このリスクは検査をすることで回避が出来る。 検査そのものは異論反論があるが、昨今の少子化社会と出産の高齢化傾向を考えると全否定はできない。

最近、もう一つのリスクについて言われるようになった。 出産時の母親の年齢が高くなるほど自閉症のリスクが上がるということだ。 そして、母親だけでなく父親の年齢にも相関関係があるということだ。

母親の出産年齢が5歳上がるごとに、子供の自閉症リスクは18%ずつ上昇する

出典:高齢出産がリスクに? 自閉症の子どもが急増している2つの理由

アメリカの話である。 出産の高齢化が進んでいるためか、実際に自閉症と診断された子供の割合が増えているということである。

自閉症は染色体異常ではないため、出生前診断では判断することは出来ない。 このようなことを考えると、子供を作るのは出来るだけ若いほうがいいようだ。 それでは高齢になったら出産を諦めたほうがいいのだろうか。そうは思わない。

大体であるが、どのぐらいリスクが上がるのか計算してみた。

Wikipediaによると、自閉症児は「日本では1000人に1 - 2人の割合で生じている」ということである。 まあ、ハッキリとはわかっていないようである。
仮に多めに1000人に2人として計算すると0.2%

次に出産平均年齢を推測する。厚労省のページから「第1子出生時の母の平均年齢は上昇傾向にあり、平成23年は30.1歳」となっている。第2子以降を考えるともっと年齢が上がるはずだ。が、これも保守的に出産平均年齢は30歳とする。

以上から、かなり多めにみて、30歳で出産した場合の自閉症になる確率は0.2%となる。

ここから「5歳上がるごとに、子供の自閉症リスクは18%ずつ上昇」を 考慮すると、40歳に生むときの子供の自閉症リスクは0.28%となる。 出産を諦めるような数字ではない。 全体で考えた場合に差が出てくる話であって、個人レベルではほとんど差がないと言っていい数字ではないだろうか。

ダウン症でもそうだが、元々確率は0ではない。 障害を抱えた子供を生むリスクが0でなければ産まないという選択はない。

確率の問題なので理解しづらい話ではある。

大切なこと

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