QNAP Turbo NASのQsyncが使えない理由
QNAP Turbo NASのQsyncを使ってみた。 簡単に説明すると、NASとフォルダを同期してくれるソフトだ。 Dropboxのようにデバイス間でファイルを同期出来るアプリである。 しかも、バックアップ先が自前のNASであるため容量を大きく出来る。 自分で用意しているハードディスクの容量分使用できる。 さらにmyQNAPCloudを利用すればどこからでも同期が可能になる。 これは素晴らしいと使ってみた。
Mac Book上にQsyncユーティリティをインストールして使用した。 使用した結果だが、とても実用レベルではなかった。 使用を断念した。 理由は以下のとおりである。
CPUの負荷が高く、Macが吹きっぱなしになってしまった。
同期が遅い。
直接、FinderやエクスプローラでNAS側のQsyncフォルダをいじることが出来なかった。
同期が遅いので、最初は直接コピーしたかったが、できなかった。 4G分のデータを同期するのに200時間以上必要になってしまった。.htaccessのような隠しファイルが削除されてしまった。
後から追加したファイルが削除されてしまっていた。
4と5が致命的だった。 必要なファイルが勝手に消されてしまっては使えない。
結局、SyncDifferentのようなフォルダ同期のフリーアプリを使うことにした。 myQNAPCloudを使ってどこからでも同期というわけにはいかなくなったが、しかたがない。